「Podcasters Week」DAY3のプレイリスト全曲解説
各SNSなどでも告知していましたが、東中野のポッドキャストバー「雑談」でポッドキャスターが1日店長を務める「Podcasters Week」の3日目を担当しました。当日お越しいただいた方々、ありがとうございました。
【2023GW】5Days 連日ポッドキャスターがビアサーブ!「Podcasters Week」開催のお知らせ | 雑談
https://zatsudan.co.jp/information/2023gw/
当日は好きな楽曲のプレイリストを流せるということで、庵野監督言うところのパンツを脱いだ自分らしい楽曲をセレクト。自分が音楽を聞き始めた頃から最近聞いている音楽まで、1アーティスト1曲をルールにまとめてみました。
当日流してみたところ割と評判がよかったので、勢いで全曲解説などしてみることにしました。実際には「洋楽編」「邦楽編」「アニメ・特撮編」「最近編」くらいにざっくりわけられる四部作なんですが、それぞれの時代がシャッフルで交わるところが面白いなと思ったので、解説もシャッフル再生しながらそれぞれ書いてみます。
Man in the Mirror / Michael Jackson
ランダムといいつつオープニングはやはりこの人でありたい。当日もこの曲から初めて残りをシャッフル再生にしました。アーティスト好きすぎるあるあるで有名曲よりマイナー曲のほうが好みになりがちなのですが、王道過ぎずマイナー過ぎず、とにかく大好きな1曲をセレクト。
仮面ライダーBLACK RX / 宮内タカユキ
1アーティスト1曲のほかに「シリーズものからは1曲」という自分縛りで選んだ1曲。ライダーシリーズの中でも最強に好きな1曲。同じ主人公が2回続投したという歴史的な作品でもありつつ、ロボライダーやバイオライダーという2段変形も当時はわくわくしたものでした。
勿忘 / Awesome City Club
紅白も出場したしメジャーすぎるので説明の余地もないのですが、男女のハーモニー好きとして胸に刺さりすぎる絶妙なハーモニー。
As I Lay Me Down / Sophie B. Hawkins
Billboard TOP 40で耳にしたこの曲に一発で撃ち抜かれてアルバムまるごと買い。こういう透明感あるヴォーカルが、声を張り上げすぎず淡々と歌うタイプのバラードが大好物です。
Emotions / Mariah Carey
マライアも好きすぎて大変に悩むのですが、やはりマライア最大の特徴である7オクターブをフル活用したこの曲で。時点は There's Got To Be A Way だったのですが、ファーストアルバム収録曲でちょっとマイナーかな、ということで今回は知名度を取りました。
Wait for Me / Daryl Hall & John Oates
ホール&オーツの中で1番好きなこの曲。日本でも相当流行った印象だけど、なぜかベスト盤とかでは全然入らないなーと思っていたら、デヴィット・フォスターがプロデュースしたこの曲をホール&オーツが気に入っていなかったらしい、というエピソードを松尾さん@mazzoに教えてもらいました。
Somebody to Love / George Michael, QUEEN
QUEENの名曲をフレディー・マーキュリートリビュートでジョージ・マイケルがカバーした最高傑作。当時ジョージ・マイケルはフレディ亡き後のボーカルとしてオファーされているなんて話もあったけど、ジョージ・マイケルがヴォーカルのQUEENも見てみたくなる最高の傑作。あの他に類を見ないフレディのボーカルとはまた違った個性でカヴァーしている、カヴァーのお手本のような1曲です。
Savage / aespa
aespaと書いて「エスパ」と読むK-POPの4人組ガールズグループ。全然興味なかったのですが日本初公演を鑑賞できる機会をいただき、パフォーマンスに圧倒されて一気にファンに。aespaのいいところは他のK-POPとも違う独自の世界観と、K-POPとしては少なめの4人構成がゆえに4人がバランスよく映えるところ、そして何より超弩級センターのWinterを軸にしたパフォーマンスでしょう。それがゆえにミュージックステーションでのWinterお休みは残念でした。といいつつ一番好きなメンバーはジゼルなんですけどね。
聖闘士神話 ~ソルジャー・ドリーム~ / 影山ヒロノブ
子供の頃に圧倒的人気だった聖闘士星矢、中でもオリジナルエピソードのアスガルド編から使われたこの曲が圧倒的に好き。当時ジャンプ本誌も読んでいて、ストーリー追いつきそうだけどこの先どうなるのかなーと思ったらオリジナルのアスガルド編が始まり、アニメってそうなるのか! という衝撃を受けた最初の作品でもあります。
The Right Kind of Love / Jeremy Jordan
1990年代の洋楽シーンに突如現れた新人。美しいルックスとは裏腹にソウルフルな歌声で日本でもファンが多く、来日イベントもこなして「次回作も準備中だよ」という言葉を残したまま2ndアルバムは永遠に出ることはなく……。そして時を経て1999年、ドリュー・バリモア主演の映画「25年目のキス」で主人公が好きになるイケメン役としてジェレミーを見ることになるのでした。なおこのときも映画の主題歌を歌っているのですが、当時とは全然違う歌声に……。
Escapade / Janet Jackson
マイケル・ジャクソンの妹という説明がもう不要なほどスーパースターになったジャネット・ジャクソン。当時はとんねるずがダンスをカヴァーしていたのを見て知ったのですが、ゴリゴリのダンサブルなRhythm Nationとはまた違った、こういう楽しげに歌う歌がジャネットは多いのも好きです。
ウルトラ六兄弟 / 武村太郎, 少年少女合唱団みずうみ
特撮作品の中でもっとも好きなウルトラマン。ウルトラマンも名曲揃いなのですが、子供心にはやはり他のウルトラマンがゲスト参加する回が好きで、中でも当時は最大級の6人が集まり、ウルトラ六兄弟光線という必殺技を繰り出す六兄弟のテーマソングが大好きです。
ラブリー♡フレンドシップ / SPEED
言わずと知れたSPEEDの中でも最も好きなこの曲。シングルカットはされていないのですが当時のジュース「さわやかぶどう」のCMソングにも使われていたのでさびの部分を耳にしたことがある人もいるのでは。SPEEDらしい元気さとハイテンポな楽曲、伊秩節かくやというSPEED屈指の名曲です。なおファンからは「ラブフ」と呼ばれて愛されているらしい。
LOVEさりげなく 太田貴子
魔法少女ものの元祖とも言っていい「魔法の天使クリィミーマミ」の後期ED。B’z結成前の松本孝弘がギターで参加しているというエピソードもありながら、当初はいかにもアイドル調だったOPとEDに対して、ロック調のこの曲がストーリーとしても主人公の成長を感じさせるという作品とのシンクロっぷりもいいですね。
Pop / ‘n Sync
’n Syncと書いてインシンクとも読むボーイズグループ。前作まではいかにもなボーイズグループ楽曲が一転してラップ調の楽曲となり独自性を高めた好きな曲でもある一方、MTVでのパフォーマンスにサプライズとして出演したマイケル・ジャクソンとのコラボが最高。これはぜひ動画でご覧ください。
悲しみロケット2号
パパパパパフィーで流星光一郎という色物キャラで登場したことで一気に記憶したミッチー、実は歌もよくてそこから一気にファンになりました。いろいろ好きな曲はいっぱいあるんだけど、それなりに知名度もありつつ、いかにもミッチーらしい個性派のライティングが光るこの曲をセレクト。
I’ ll Be There for You - Theme from “Friends” / The Rembrandts
ドラマ「フレンズ」のテーマ曲として一気にブレイク、当時はこの曲を入ったアルバムが発売されていなかったけれどラジオのリクエストで人気爆発、しかしシングルカットされていない楽曲はBillbaordのランキング入りできないという悲しい理由で、人気を受けてのシングルカットされるまでランク入りを待つ必要がありました。この曲が好きでアルバムかったけれどこの曲だけ明らかに浮いているアルバムで、結局のところこの曲以外はあまり売れない一発屋になってしまったけど、それでも圧倒的に大好きな曲。PVはフレンズの出演者も出ているので、フレンズ見ていた人は見ると楽しいかも。
The Goonies ’r’ Good Enough - From “The Goonies” Soundtrack / Cyndi Lauper
映画「グーニーズ」の主題歌で本編でもシンディ・ローパーが本人役として歌ったりするというエピソードもあるものの、ファミコン世代にはゲーム「グーニーズ」の8bitミュージックのほうが忘れられない存在では。かくいう自分も映画の前にゲームから入ったので、あとで「あのゲームのBGMは本当に歌があったんだ!」と逆に驚いたのも今は懐かしい思い出。
Can We Talk / Tevin Campbell
初めて聞いたときは女性の曲かと勘違いしてしまうほどのハイトーンボイスで、マイケル・ジャクソンの再来とも言われたテヴィン。彼がまだ子供の頃にクインシー・ジョーンズのアルバムで歌った「Tomorrow」もまた名曲で、マイケル幼少時代を彷彿とさせます。ただ今回はアーティストとして本人名義で出した代表曲をセレクト。なお個人的に一番好きなのは、サードアルバム「Back to the World」の日本版だけに収録された、スティービー・ワンダーのカヴァー「Lately」です。
Love in the sky / 米倉利紀
自分の好きなタイプのボーカリストドンピシャの米倉利紀。当時はハマってアルバムをひたすらヘビロテしてました。しかしレーベルとの問題か過去のアルバムがストリーミングに出ていないのが残念。CD引っ張り出してリッピングしないと聞けないかなー。本当に一番好きなのは「月と太陽」という曲なのすが、当時結構売れていた人気曲でもあるLove in the Skyを今回はセレクト。
Waterfalls / TLC
90年代を代表するガールズグループTLCの代表曲。1stアルバムとは打って変わってアーティスティックな作品に仕上がったアルバム「CrazySexyCool」からは、このWaterfallsがBillboardの年間3位に、そしてCreepが年間2位にランクインするという、1995年を代表するアルバムになりました。ただ個人的に好きなのはChillの透明感あるヴォーカルが響く「Diggin’ on You」だったりします。
miss you / m-flo, melody, 山本領平
ヴォーカルのLISAが脱退後、さまざまなアーティストをボーカルに迎えるスタイルになったm-floの中でも屈指の名作。melodyの美しい歌声に山本領平のハイトーン、そこに加わるVERBALのラップという三位一体が実に心地よい。カラオケでVERBALと山本領平を1人で歌うのが好きです。
Habit / SEKAI NO OWARI
悔しいけどなぜか気になってしまうタイプのセカオワの新曲がやたら耳に残り、歌詞を見たらとんでもないくらいスクールカーストとかヒエラルキーをこれでもかというくらいちりばめてられており、しかしそれを感じさせない突き抜けた明るさの楽曲がやたらと刺さりました。DUNKでSKY-HIが「セカオワが振り切って突き抜けた楽曲」と評していたのもなるほど感。
Stay(I Missed You) / Lisa Loeb & Nine Stories
映画「リアリティ・バイツ」のテーマソングとしてブレイクしたこの曲。当時見ていたBillboard TOP 40でもしょっちゅう目にして、ちょっと癖がありながらも美しく通るヴォーカルで一気にハマりました。ただ彼女もアルバムの中でStayだけが飛び抜けているタイプだったので、Stay目当てでアルバムを聴くとちょっとイメージと違うかも。
ハッピーエンド/ 上白石萌音 / 内澤崇仁
女優としても活躍しながらアニメ「君の名は」のヒロイン三葉の声も演じた上白石萌音は実は歌もすごくいい。彼女の良さは歌声もそうだけど、ストーリーを読み上げるような語り調での歌い方で、その良さがこのハッピーエンドに出ています。このあたりは以前のポッドキャストでも触れたのでご参考まで。
ブルーウォーター / 森川美穂
アニメ「不思議の海のナディア」主題歌。昔からアニメは好きだったけど作品にめちゃくちゃ感情移入するオタ的な感情が芽生えたのはこの作品からかもしれない。ある意味エヴァ以上に好きかもしれない記念すべき作品に負けないくらい魅力的なこの楽曲の2つが揃ってやっぱりナディアなんだよなー。
Together Forever / Rick Astley
華奢な見た目と裏腹にソウルフルな歌声を持つジェレミー・ジョーダンタイプのヴォーカリスト。いや本来はジェレミーがリック・アストリータイプなんだけど。実はちょっと年を取ってからの落ち着いた声質もかっこよくて、4thアルバムの「Body & Soul」も大好きなアルバム。後最近はいろいろ振り切って昔の楽曲のセルフカヴァーもしていて、もう1つのヒット曲「Never gonna give you up」を自分で完コピしたこのPVがもう最高です。
ジライヤ(世界忍者戦ジライヤ)
スーパー戦隊とも仮面ライダーとも異なるメタルヒーロー系で最も好きな作品。目が見えているという大胆デザイン、パワーアップすると目の部分が閉じて肩当てや膝当てがつくだけという雑展開、スーパー戦隊のような巨大ロボットも登場する全部入り感含めて大好きな番組でした。
ギリギリHERO / Mihimaru GT
君のギリギリHEROでいたい、という歌詞と、その感情を乗せて歌うhirokoの歌声もすばらしいものの、最高なのはこのPV。柳沢慎吾演じる主人公がまさにギリギリHEROで、PVみて思わず涙ぐんでしまいました。こういう恩返し系に弱いのよ自分。途中で出てくる柳沢慎吾のネタに笑いをこらえきれないmiyakeもPVの見どころの1つです。
Back for Good / TAKE THAT
アイドルボーイズグループ路線だった前2作から一転して一気にアーティスト感を出してきたアルバム「Nobody Else」のセカンドシングルにしてTAKE THATトップクラスの人気を集めた楽曲。メインヴォーカルであるゲイリー・バーロウの声が本当に好きで、ゲイリーはソロになってからも追っかけてました。この曲で人気絶頂になった直後、ロビー・ウィリアムズの脱退でTAKE THATは解散、そして一番ソロで売れたのはロビーだったという皮肉な結果になりつつも後年は再結成して元気にやっています。
Permission to Dance / BTS
アメリカ、中でもグラミーを狙った英語歌詞3部作のうち最も好きな楽曲。楽曲自体はエド・シーランの提供で、BTSっぽくないんだけどだけどそれが逆にいい。PVも楽しげでとても好きな1曲。
なくもんか / いきものがかり
いきものがかりも好きなヴォーカルタイプなんですが、中でも好きなのがこの曲。同名作品の映画の主題歌でもあり、映画の主人公がとてもいい人で、いろんな苦境にもめげずにいつも笑顔で、それがある日爆発して……、というストーリー展開にこの楽曲がもう最高にマッチする。音楽の良さは単体でもいいけど、映像作品とシンクロしたときに何倍にもよくなるなあという感動を体験させられた1作です。
14th Syndrom - feat.RUI, TAIKI, edhiii boi / SKY-HI, RUI, TAIKI, edhii boi
SKY-HIプロデュースのオーディション番組「THE FIRST」で、惜しくもデビューはできなかったけれど事務所のトレーニーとなった当時14歳の逸材を迎えた楽曲。見どころはedhiiiの高速ラップなのですが、RUIの伸びやかなヴォーカル、初々しいTAIKIのラップの三人三様感がとてもいい。正直この曲についてはSKY-HIより他の3人が目立って見えるほど。PVも3人の元気な姿が最高です。
愛・おぼえていますか / 飯島真理
劇場版「超時空要塞マクロス」の主題歌。戦いしか知らない巨大宇宙人に対して歌という文化で立ち向かうという世界観と、その設定に説得力を持たせるヴォーカル力の持ち主リン・ミンメイこと飯島真理の存在がすばらしく、自分がガンダムよりもマクロスが好きな理由はこの歌との世界観にあります。中でもこの曲は、たった1曲で巨大宇宙人を一気に沈めるという力がありながら、曲自体は古代人が歌っていたただのありふれたラブソングだった、というオチも含めてすべてが最高。雑談でのイベント中にサポートしてくれた女の子が「この人すごくきれいな声ですね」と言っていて、いい歌は時を超えてちゃんと評価されるんだなあとしみじみしました。
BAD LUCK ON LOVE~BLUES ON LIFE~ / tohko
小室哲哉・日向大介の共同プロデュースで突如現れた新人のデビュー曲が胸にぶっ刺さりました。圧倒的ヴォーカル力とハイトーンで攻め続けて捨てる部分が1つもない完璧な仕上がり。こういう高らかで力強い曲もいいけど、「LOOPな気持ち」のような柔らかい歌声もまたいいんですよね。
Live While We’re Young / One Direction
ボーイズグループ好きだけど最近洋楽ではあんまり好きなアーティストいないなーと思ってた頃にドンズバで現れたボーイズグループ。いかにもボーイズグループな明るいこの頃もいいんだけど、ぐっと大人味を増してきたStory of My Lifeもいい。だいたいボーイズグループはこうやって成長していきますよね。
Climax Jump / AAA DEN-O form
1作品から1曲といっていたな、すまんあれは嘘だ。ということで作品としても大好きな仮面ライダー電王のタイトル曲をAAAが歌ったこの楽曲が平成ライダーシリーズでもトップクラスに好き。なおカラオケではAAAとは別扱いされていてわざわざ電王で検索しないと出てこなかったりする上にSKY-HIが全然ラップしていません。
CITRUS/ Da-iCE
ボーイズグループもアーティストである以上歌がうまくあって欲しいという個人的好みの中で最近最高なのがCITRUS。花村想太のとんでもないハイトーンボイスと番ランス型の大野雄大とのハーモニーが絶妙。そして歌わないけど曲を作るリーダー工藤大輝の作る楽曲とパフォーマンスも素晴らしい。本当はボーイズグループは全員が歌って踊れるのが一番なんだけど、ここまで突出しているヴォーカルなら特化型もそうなるかな、と思ってしまうほど素晴らしい歌声です。
Sign / Mr.Children
ミスチルは実はそこまで好きではないというか、若い頃に流行った曲としてたしなんでますよ、くらいの温度感なんだけど、このSignだけは別格。当時のドラマ「オレンジデイズ」で妻夫木聡演じる主人公結城櫂がなんかシンパシー感じる名前だったという縁もあってハマったドラマと、耳の聞こえないヒロインとのストーリーが見事にシンクロしてやたらと心に刺さりました。
空色デイズ / 中川翔子
自分の人生で好きなアニメベスト10には間違いなく入る「天元突破グレンラガン」の名曲。最初は中川翔子が歌っているとは知らず「いい曲だなー」と思って聴いてたら実は中川翔子だというのを知って衝撃を受けました。歌詞も作品と見事にシンクロしていて、ストーリーが一変する第3部で2番の歌詞に切り替わり、その歌詞がまた見事という、作品と一緒に楽しみたい名曲です。
アクティブ・ハート / 酒井法子
知らない人はタイトルだけでは一切わからないかもしれない、あの庵野秀明の初監督作品であるOVA「トップをねらえ」のテーマソング。最初こそタイトル通り「エースをねらえ」のパロディっぽく始まりながらどんどんSF世界が広がり、最後は涙なくしては見られない展開に。作品もいいけど酒井法子の明るい歌声が、最後どんどんシリアスな展開になっていく作品に映えるんですなこれが。
2way nice guy / Creepy Nuts
HIPHOP調のラップはあまり好みじゃないんだけど、歌として聴くタイプのラップは割と好き。中でもCreepy Nutsは、実は歌がうまいR-指定と、決して後ろを向かず前向きな歌詞がすごくいい。本作も「馬鹿とはさみは使いよう」ということわざを「逆に馬鹿も使いようだよね」と前向きに解釈しつつかっこいいラップに仕上げているところが最高。
花束を君に/ 宇多田ヒカル
宇多田ヒカルはデビューから何作かくらいの音楽性が好きなんだけど、それを軽々と乗り越えて宇多田ヒカルの歴代好きな曲トップ3に入るくらい好きな曲。これも詞の世界観、母の死を受け止めて歌う楽曲としてストーリーと楽曲の雰囲気が絶妙すぎる。「普段からメイクしない君が薄化粧した朝」とか意味がわかると鳥肌ものですね……。
Uptown Girl / Billy Joel
ビリー・ジョエルも全アルバムそろえるくらいに大好きで好きな曲だらけで選ぶのに困るのですが、好きになった決め手ともいえるこの曲で。基本的にはピアノで聴かせるタイプのビリーが一転してポップに攻めてきたアルバムの中でも最高にポップなこの曲は何度聞いても大好き。ビリーの渋い声で歌うポップの相性がよすぎて、他の人がカヴァーしてもイマイチになっちゃうなと思う楽曲でもあります。
Shining One / BE:FIRST
SKY-HIのオーディション「THE FIRST」から登場した7人組BE:FIRSTのプレデビュー曲。m-floのTaku Takahashiがプロデュースを手がけたこの曲はプレデビューながら最高すぎて、正直その後のどの曲もこの曲を超えられないくらいの曲でプレデビューしたなというのが正直なところ。
THANKS, ALL MY TEARS/ Novel Core
SKY-HIの音楽事務所BMSGが好き、というとBE:FIRSTが好きなの、と思われがちなんですが、確かにBE:FIRSTも好きなのですが一番好きなのはこのNovel Coreかもしれない。ラッパーだけど歌がうまい、そしてアルバムの構成もバランスがよく、HIP-HOPもバラードもこなせる万能型。なので個人的にはBESTY(BE:FIRSTのファンネーム)よりはOUTER(Novel Coreのファンネーム)と言われた方がしっくりきます。
シャッフルしたのに最後はBMSGが揃ってしまいましたが、まあTHANKS, ALL MY TEARSはライブでも最後を締める曲なのでよしとする。